室堂ターミナルから雷鳥沢までの道のり
参考記事:
【観光地】ゴールデンウィークに室堂ターミナルへ行ってきた
【キャンプ】ゴールデンウィークの雷鳥沢キャンプ場に行ってきた
思わずため息が出てしまうほど、360°見渡す限りの白銀眩しい世界に感嘆させられたのでした。
富山平野から眺めていただけの立山がここまで近くなると、迫力も大きくなります。
また、関東平野に居て、雪原を長く見ていなかったのもあり、懐かしさと期待の入り混じった気持ちで落ち着きが無くなってきました。
立山三山の一つ、雄山への登山ルートです。
今回はこちらのルートから雷鳥沢キャンプ場へと歩いていきます。
途中にみくりが池、地獄谷、いくつかの山小屋を経て、雷鳥沢へと至ります。
スニーカーやサンダルでも歩けないことは無いですが、傾斜がつく場所で滑っている人が何人かいましたので、安全のためにせめてハイキングシューズは履いてきたほうが良さそうだなぁと思いました。
実家からも見えてるのだろうなぁ。
晴れているのに山にいないのは勿体無い。
みくりが池
しばらく歩いていくと、みくりが池温泉の看板が見えてきます。
冬季は積雪のため、湖面は右手前の一部に現れているだけですね。
もう少し暖かくなってくると、湖面が碧く見えて綺麗なんだそうです。
みくりが池温泉
みくりが池温泉の建屋が下に見えてきました。
この温泉は標高2,410 mにある、日本一高い場所にある天然温泉なんですよ。
温泉から富山平野を望みながら登山の疲れを癒やすのも捨てがたいですねぇ……。
参考リンク:
【公式】みくりが池温泉:日本一高所の天然温泉どこまで行っても立山三山がしっかり見えますね。
その手前に地獄谷があります。
左下に立入禁止の看板が見えていますね。
みくりが池温泉到着です。
ぜんざい、甘酒、ピザも置いてありましたね。
こちらの温泉やカフェには寄ってきたので、後日記事にできれば。
地獄谷
18年前の宿泊学習時点では、室堂から遊歩道が伸びていました。
毒ガスへの注意喚起はされていましたが、先生たちが設定したルートに含まれており、地獄谷を通って山荘に向かったものでした。
今では全く立ち入れない場所になっているので、当時間近で見られたのは良い経験になっていると思います。
雷鳥荘
写真の中央に見えるのが雷鳥荘、左下に見えているのが雷鳥沢ヒュッテです。
雷鳥沢ヒュッテは、今回の目的地、雷鳥沢に近い山荘になります。
そろそろ斜度がキツくなり、重量のあるザックを背負っていると滑りそうになるので、10本爪アイゼンを装着します。
小学生の僕は、雪道をアイゼンを装着してハイキングし、テント泊するようになるとは夢にも思いませんでした。
親の趣味で本棚に置いてあった、植村直己をはじめとしたクライマーの冒険譚の世界は、どこか遠い世界でしかなかったのです。
散策していた日の朝に、雷鳥沢から剣御前までのルートで亡くなった遭難者が発見されていました。
前日、大荒れの天気の中を無理して単独行をしていたのが仇となったようです。
冥福をお祈りいたします。
20年前〜10年前、Docomoの通信網が山では強いと言われていましたが、今はどうなんでしょうね。
自転車旅でも山間部での通信を優先して、ずっとDocomoの携帯電話を使用してきたので、他キャリアでの通信強度は知らないのですよね。
山荘までの物資運搬に使われているようです。
冬場は貴重な資源でしょうね。
18年前の宿泊学習で利用した山荘になります。
小学生時代からの友達にしか通じない話ばかりなので、ここでは詳しく述べませんが、山荘内でも色んな出来事があったなぁ……。
イラストにあるように、地表を踏み抜いて、地下にある有毒ガス溜まりに落下するのを想像すると、生きた心地がしません……。
雷鳥沢ヒュッテ
石畳の道があらわになっています。
アイゼンを履いているので、石畳を回避して、雪のある脇道を歩きます。
称名川の付近では、積雪が融解しています。
立山三山とは異なった、なだらかな起伏に富んだ風景です。
雷鳥がグワーグワー鳴いていました。
距離にして2 mほど。
ここまで近づいて見たのは初めて。
積雪時、除雪が大変そうです。
夜になると、2階の照明が綺麗に光っているのですよね。
外にテーブルが置いてあり、昼食時は山荘のご飯をいただけます。
ここでも定食をいただき、温泉にも入ってきたので、また別の機会に記事にできれば。
主に除雪と運搬に利用されているのでしょうか。
雷鳥沢
太陽を囲むようにして二重に現れた環水平アーク。
ゴールデンウィーク初日にして、雪山ハイキングを祝福してくれているようで、思わず口元が緩んじゃいましたよね。
参考リンク:
環水平アーク - Wikipedia
ここには雷鳥沢キャンプ場があり、ゴールデンウィークの残雪期でも多くのテントが見えていまいた。
カラフルなテント村。
雷鳥沢キャンプでビールを飲んだり、タイムラプス動画を撮ったりと、ゆったりと過ごしましたが、それはまた別のお話。改めて記事にできればと思います。
さてさて、今日はこのへんで。ではではー。
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