鹿屋航空基地史料館
野外展示
参考リンク:
二式大型飛行艇
当時の飛行艇としては航続距離と高速性能がかなり良かったようです。
10人もの搭乗員が乗れるというのですから、搭載能力もある機体なんじゃないでしょうか。
現役を引退した後も、二式大型飛行艇の設計技術は現代の飛行艇へ引き継がれ、日本沿岸での救難任務で活かされています。
参考リンク:
海上自衛隊の救難飛行艇US-2 ~引き継がれてきた技術と将来展望~ | 海洋安全保障情報特報 | 笹川平和財団| 海洋情報 FROM THE OCEANS
二式大型飛行艇を製造していた川西航空機株式会社、戦後は新明和工業株式会社と名を変え、数々の救難飛行艇を製造しています。
周囲を海に囲まれ、離島の多い日本でこそ活躍できる機体ですね。
参考リンク:
US-1A
左から紫電改のエンジン、天山のプロペラ、零戦二一型プロペラになります。
プロペラは使用出来ないように捻じ曲げられていますね……。
紫電改のエンジンは飛燕と比べると相当小さいですね。これらも外で朽ちていくのを待つのみです。
参考記事:
川崎重工創立120周年記念展に行ってきた
周囲を海に囲まれた島国日本では、船舶で侵略されやすいため、対潜哨戒は重要な任務になります。
参考リンク:
P-2J
掃海機といって、機雷の設置された海域で、機雷を撤去する用途に特化した機体です。
掃海任務については、広島県呉市にある海上自衛隊呉史料館(愛称:てつのくじら館)の展示が詳しいです。
参考リンク:
V-107
海上自衛隊呉史料館 | 愛称:てつのくじら館
屋内展示
室内展示は特攻に関する資料が多く展示されていました。史料館訪問当時、僕は20代前半でした。
僕と同じか、もっと若い人々が大戦当時に確実に死ぬ任務に向かっていく心中を想像して、涙なしには見ていられませんでした。
「どういう気持でこの手紙を書いているんだろう」
「どういう気持で最後の盃を飲み干したんだろう」
「どういう気持で操縦桿を握っていたんだろう」
「最期はどういう光景が飛び込んできたんだろう」
実際に起こっていた現実を鮮明に想像するには、僕らの世代はあまりにも平和ボケしているように思います。
さて、ここでは写真撮影可能な零式艦上戦闘機52型丙を紹介したいと思います。
この機体は垂水市浜平の海岸で引き揚げられたものと旧加世田市吹上浜で引き揚げられたものを合体復元したものです。
紹介するといっても、技術的な知識は無いので、写真のみの紹介とさせていただきます。
ノルナ。
航空母艦の甲板上にワイヤーが張られていて、そこにフックを引っ掛けることで、航空機が減速します。
そうして、勢い余って甲板上から落下するのを防ぎます。
さて、今回はこのへんで。ではではー。
鹿屋航空基地史料館の位置
基本情報
開館時間:09:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)拝観料:無料
住所:鹿児島県鹿屋市西原3丁目11番2号
電話:0994-43-3111
ウェブサイト:史料館
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