【徒歩旅】京都の本屋さん巡りをしてきたお話(その1)


先日の週末、久しぶりの2連休でした。
唐突に、京都の書店巡りをしたいという欲求に駆られ、気づいた時には新幹線の自由席に座っていました。


”ひとまず変わり映えのしない日常からの脱却おめでとうございます。”と自分を賞賛しつつ、珍しく平和な気持ちで、車窓の風景を眺めていたのでした。

今回の小旅は ”1つの書店で、どうしても読みたい書籍を1つ入手する。”と決めて行きました。
そうすれば、真剣に書籍を選ぶだろうし、必然的に順位付けをすることになります。
いつもは漫然と ”これ、これ、あと何となくこれ。”と選んでいたので、良い頭の刺激になるんじゃなかろうかと思ったわけです。

以降は自分向けの、各書店を廻っての雑感メモのようなものです。
各書店の紹介じゃないので悪しからず。
文章が長いですし、アフィリエイト貼りまくってます。注意です(?)



ふたば書房 FUTABA+京都マルイ店

http://www.books-futaba.co.jp/shopinfo.html#k

お洒落で落ち着いた雰囲気の店内でした。
書籍だけでなく、万年筆やレターなどの文房具を中心とした雑貨も扱っていました。
隣にスターバックスがあるので、購入した書籍を読みながらくつろぐことも出来そうです。

もっと感想があっても良さそうなものですが、書店巡りの1店目だったので、店の中をろくに見ず ”わぁ、オシャレ!本が沢山!ステキ!”と舞い上がってしまい、書籍選びに没頭してしまったのでした。
むしろ、そちらの方が書店冥利に尽きるというものでしょうか。

残念ながら、2017年1月31日で閉店されるようです。

こちらでは以下の書籍を購入しました。

フライパンで山ごはん
フライパンで山ごはん
posted with amazlet at 17.01.09
山と溪谷社 (2016-06-24)
売り上げランキング: 19,157

足摺り水族館
足摺り水族館
posted with amazlet at 17.01.09
panpanya
1月と7月 (2013-08-30)
売り上げランキング: 4,344

『フライパンで山ごはん』はキャンプツーリングや自炊の参考になるだろうと手に取りました。
登山では簡単な料理が好まれるでしょうし、調理時間短縮のためのテクニックもあるはずです。
手抜きして美味しい自炊料理を作るためのヒントを得られそうです。

『足摺り水族館』は絵柄に惹かれて手に取りました。
書籍の近くにpanpanyaさんのTシャツがあったのですが、脱力感のある絵柄に惹かれたのです。
理由はそれだけです。
それだけです。
アートとは得てしてそういうものなのではないでしょうか(感性的なものが強いので言語化しにくい)(説明責任からの逃げ)。


丸善 京都本店

https://honto.jp/store/detail_1570144_14HB310.html

京都BALの高級ホテルを連想させるエントランス、高天井の上質空間、ほのかな香りをくぐり抜け、エスカレーターを降りると広大な書籍のフロアでした。
B1FとB2Fにわたって書籍が陳列されているさまは圧巻で、”一生懸けても読み切れない(日本語かつ流通するものだけに限っても、それだけの書籍があるのだ)。”と無力感を覚えたのでした。
人間にはどうすることも出来ない自然を目にする時もそうですが、こう云う類の無力感を覚える度に、謙虚な気持ちになります。
同時に、どこか現実を割り切って生きていこうというような、底知れない気力といいますか、勇気も湧いてくるのでした。

ここでは主にビジネス書を漁っていました。
こちらの記事でも愚痴をこぼしていますが、今後のキャリア形成について不安感が増してきているので、『キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版 (日経文庫) 』をパラ読み。

また、株式の長期投資で2億円達成を目指すブログ ”サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。”に触発されて、長期投資で大成功したウォーレン・バフェット関連の書籍もパラ見していました。
バフェット関連の書籍は ”ウィザードブックシリーズ”で検索して、後ほど購入しようかと思っています。

Phytonでシステムトレード(PCを使ったプログラムを作って自動で株式売買をする方法)を目指す書籍『Python3ではじめるシステムトレード ──環境構築と売買戦略 』も気になりました。
自立するための方法を説く書籍には、プログラミングが方法の1つとして挙げられる事が多いです。
プログラミングは全く出来ないので、勉強がてらにいつか挑戦してみてもいいかなと思います(思うだけ)。

即断即決 速さは無敵のスキルになる (きずな出版) 』も自分を奮い立たせるための読み物としては良いのかな、と感じましたね。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける 』の原書(英語版)と和訳版が並んで置いてあったので、中身をパラ見しました。
原書は文章ばかりで、図がたまに載っている程度だったので、論文もしくは新聞を読んでいるような感覚でした。
和訳版は見出しや図表の配置にも注意が払われており、よく内容がまとめられたパンフレットやブログを読んでいるかのようでした。
同じ内容の本でも、こんなに表現のされ方が違うことを知りました。
英語圏と日本とでは、書籍に求められるものが違うのでしょうか。

本棚の間を歩いていると、ちきりん氏などの ”売れ筋作家”の書籍が多く平積みにされているのを目にしました。
多くの書店がそうしているように、”売れ筋”の書籍を多く配置し、その他はとにかく分母を多くする、といった印象を受けました。



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続きはこちら。【徒歩旅】京都の本屋さん巡りをしてきたお話(その2)



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