そういう衝動に駆られた時に、東京都内の遊就館でレシプロ機が見られるという話を聞いたので、フラッと行ってみました。主に零戦とチハ戦車の写真記事になります。(2019/06/22訪問)
靖国神社
九段下駅で下車して、参道から靖国神社に参ってから、遊就館を拝観することにしました。
鳥居の柱に、大阪砲兵工廠の名前が鋳られていました。
遊就館
外観
1階玄関ホール
第二次世界大戦基のレシプロ機は何故か眺めていて飽きません。
以降写真ばかりになりますが、ご興味があれば御覧ください。
こちらは零式艦上戦闘機二二型に搭載されていた九九式二十粍(mm)機銃です。
こんなので狙われたくないなぁ……。
零式艦上戦闘機の座席です。
体格の小さな日本人サイズでしたね。発育の良い僕ら世代だと窮屈かもしれません。
八九式十五糎(cm)加農砲です。
沖縄防衛戦で玉砕するまで使用されたものです。
砲のあちこちにおどろおどろしい戦傷が。
砲身の後ろは厚い蓋で覆われるようになっていますね。
今はもう役目を終え、安置されるのみです。二度と実戦に使われないことを祈ります。
玄関ホール全景。九六式十五糎榴弾砲や蒸気機関車も展示されていました。
1階大展示室
展示は大展示室のみ写真撮影可能でした。
ブラウザゲームの「艦隊これくしょん -艦これ-」では艦載機としてよく使っていたなぁ……。
アニメ「ガールズ&パンツァー」の劇場版では、知波単学園が使用していましたね。
こちらも以降写真ばかりになりますが、ご興味があればご覧ください。
大展示室には他にも、特攻兵器回天・桜花、軍艦陸奥の副砲や、陸奥ゆかりの装置、戦跡で回収された遺品類が展示してありました。
(軍艦陸奥主砲は横須賀市のヴェルニー公園に野外展示されています。)
おわりに
遊就館は古代から現代に至るまでの戦争を展示した宝物館です。近代の日本が関わった戦争の展示が多く、戦史についての展示がよくまとめられています。日本が戦争を通じてどう過去の歴史を作ってきたのか、学生だけではなく、大人でも学ぶべきことが多いです。兵器の展示ばかりに目がいきがちですが、不安定な世界情勢のなかでいかに平和を形成すればよいのか考える手がかりとして、そちらに目を向けていければと思います。
遊就館の位置
基本情報
開館時間:09:00〜16:30拝観料:大人 :1,000円
大学生:500円
中高生:300
住所:東京都千代田区九段北3丁目1−1
電話:03-3261-8326
ウェブサイト:遊就館|靖國神社
周辺地図
今回は都営地下鉄・東京メトロの九段下駅で下車して、靖国神社の参道を歩いて行きました。
健脚な方は東京駅で降りて、皇居周りを散歩しつつ向かわれても気分転換になるのかなと思います。
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