【観光地】黄金崎に行ってきた【ゆるキャン△聖地】

馬の形に見える岬でした。(2019/03/31訪問)

黄金崎

お花畑

黄金崎キャンプ場から、海岸沿いへ黄金崎へ抜ける小径があったので、散歩がてら歩いてみることにしました。

Google Mapでも、お花畑としか表記されていないこの場所には、段々のお花畑がありました。
もっと暖かい季節になれば、お花畑一面に鮮やかな色が見られるのでしょう。

黄金崎ダイブセンター

海沿いの小径を歩いていくと、ダイビングのタンクがまとめて置いてありました。
夏の季節になると、この辺りでもダイビングが出来るようですね。
ダイバー達の海へ歩いていくガイドとなる杭が浅瀬に見えます。

簡易式の風呂桶と物干し竿。
6月、7月でも深場は冷たい場合があるので、潜り終える度に温水で身体を温めるのですよ。

駐車場は思ったよりも広めです。
ダイビングをするには機材が多く必要なので、ダイビング趣味の人達はだいたい車移動です。
ですので、ダイビングスポット周辺の駐車場は必然的に広く取られるようです。

夏場はダイバー達で賑わうのでしょうね。
伊豆の沿岸はダイビングスポットが多いので、行きたい場所が多いのですが、黄金崎にも一度来て潜ってみたい気がします。

参考リンク:
伊豆半島 西伊豆 安良里 黄金崎ダイブセンター 公式HP

海女の井戸

以下に看板の説明を引用します。

「潜」と呼ばれる天草取りを職とする海女は海の安全を祈り、この井戸の真水で身を清め海に潜り、海の幸の恵みを受け、陸に上がると井戸の真水をかぶりその日の無事に感謝した。
紀州よりの出稼ぎの海女が多く、船を操る地元の若い漁師や船頭達と恋仲になり、ほとんどの者がこの地に嫁ぎ、夫婦船で天草取りをして生涯夫婦円満に暮らした。

なんて良い昔話なんだ……。

夫婦椿

さらに黄金崎に向かうと遊歩道に傾斜が出てきます。

途中には夫婦椿が立っていました。

こちらも看板の説明を引用しますね。

この地には、金・銀・銅が採掘され、遠く九州から採掘指導者として働きに来ていたよそ者と呼ばれた男と、旧宇久須村の漁師の娘の間に恋が芽生え、夫婦石を逢い引きの場として密かに出会っていた。
「よそ者に娘はやらぬ」と父親に猛反対され、男はこの地に居られなくなり故郷へ帰ることとなった。二人はせめてもの思い出として夫婦岩の隣に紅白の椿を植え「夫婦椿」と名付けた。その後石切り場とともに無くなってしまったが、この地を訪れる方々の縁結びの場として、地元の若衆が再現し現在に至っている。

なんて悲しい昔話なんだ……。
この近辺には恋の物語が多いのでしょうかね。

黄金神社

小さな祠がありました。
小石を社にお供えすると願いが叶うそうです(本当かなぁ……)。

富士見の丘

富士山の見られる展望台、富士見の丘に到着しました。
展望台はウッドデッキになっていました。

よーく目をこらすと、岬の上から富士山が見えています。
冬場ならもっと空気が澄んでいて、かつ雲も少ないのでよく見えるかもしれません。

黄金崎キャンプ場の方面を見渡します。
浜から沖にかけて湾になっています。
海水が透明で綺麗そうなので、夏場の海水浴シーズンに来たいですね。
ダイビング、海水浴、どちらも楽しめそうです。

黄金崎

富士見の丘から黄金崎の先端に向かう道。
木製の遊歩道で綺麗に整備されていました。
寒い時期、西からの潮風が強く吹くので、手すり付きの 遊歩道じゃないと危険なのかもしれません。
大の男二人が向かい風の強さと寒さに、ヒーヒー言いながら歩を進めていたくらいでした。

第一の黄金崎展望ポイントです。
この看板には夕日の沈む方角が記されていました。
ここ西伊豆町の沿岸部は、夕陽の綺麗に見えるポイントが多いのですよ。
もちろん、ここ黄金崎も夕陽が綺麗に見えます。
参考リンクに掲載されている、夕暮れ時に写した黄金崎の写真は息を飲むほど綺麗です。実際にこの目で見て、たそがれてみたいなぁ……。

参考リンク:
西伊豆観光ガイド | 黄金崎

岬の先です。
強い潮風の影響か、潮が強く岩にぶつかり砕け散っています。

その砕け散った飛沫が潮風に乗せられて、崖下から吹き上がってくるのです。
荒々しい太平洋の様子は、地元の日本海を思い出させます。

「だんだん景色がボヤケてきたなぁ……。」と思っていたら、メガネをびっちり覆うくらいの飛沫が飛んできていたのでした。
唇周りを舐めると塩気を感じます。

カメラのレンズも……ご覧の有様です。
レンズクロスだけでは綺麗に拭き取るのに時間がかかりました。
こればかりはしょうがないです。

黄金崎の看板。

展望台に登ると、岬の先端を眺められます。
観光サイトなどでも触れられていますが、岬の先端形状が馬の形に似ていますね。
最近では、地元の観光団体が奇岩「馬ロック」として推しているようです。

黄金崎の全景。先程紹介した富士見の丘が右上に見えます。
しばらくの間、強い潮風を浴びながら、荒々しくも綺麗な翠の海と奇岩をぼーっと眺めていたのでした。
そうしているだけで、平日の気疲れがいつの間にか無くなっていくようでした。

帰り道。
お花畑周辺で紅白幕や出店の準備が着々と進んでいました。
ちょうどこの日、黄金崎桜まつりが開催されようとしていたのでした。
地元の猟友会が提供していた猪串や鹿串、猪汁をいただいたり、野点(野外でのお抹茶)を堪能したり、桜花を愛でたりしましたが、それはまた別の話。

さてさて、今日はこのへんで。ではではー。

黄金崎の位置

黄金崎の基本情報


Google Mapより地図引用

駐車場:黄金崎先端の展望台付近に普通車が15台程駐車できます。

参考リンク:
西伊豆観光ガイド | 黄金崎
西伊豆町商工会 夕陽百選の町<夕陽時刻表スポット>

黄金崎の周辺地図


周辺の観光地としては伊豆半島ジオパークに設定された御浜岬や大瀬崎、黄金崎があります。
この周辺は「ラブライブ!サンシャイン」の舞台にもなっているので、興味があれば沼津市街や内浦周辺を散策されるのもオススメします。

記事の中で出てきたコミック

準備中……


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