2014年の冬から3シーズン(春秋冬)、インナーとして着倒してきました。
導入のきっかけ
こちらの記事でも少し言及していますが、3月の京都や5月の東北旅で、シュラフの耐寒温度が不十分で寝る際に寒い思いをしていました。
耐寒が不十分だったのはシュラフだけではなく、ウェア類全般に言えることでした。
インナーにはユニクロのヒートテックを使用していたのですが、自転車に乗って大量に汗をかくと、汗を吸って長時間乾きません。防風性の高いアウターを着て、ペダルを回して発熱している時は寒さを感じないのですが、止まってしまうと身体が冷えます。また、シュラフに潜ってからも汗が冷えて寒い思いをしていました。
旅から帰ってきて、冬期の紀伊半島一周を企てていた時に「今度は冬期なので本格的に冷える。インナーについても何か対策を講じなければ。」と危機感を持ったのでした。大量の汗が冷えて、ペッタリ肌に貼り付く感覚は二度と味わいたくありません。
調べて参考にしたのが以下のサイトでした。内容を短く要約すると「ヒートテックは素材のせいで乾くのが遅い。化繊にしなさい、化繊に。」です。
そこで、mont-bell ジオライン(中厚手/ミドルウエイト)ラウンドネックシャツを導入したわけです。ジオライン(薄手/ライトウエイト)にしなかったのは、初めての冬期自転車旅だったこともあり、耐寒性能が低すぎて凍える事態に陥るのが怖かったからです。
導入後の着用感など
モンベルショップで試着用のジオラインを試し、3着導入しました。サイズ表だけから購入を判断してしまうと、どこか窮屈だったり、逆にゆったりしてしまうことがあります。なので、アウトドアウェアに限らずですが、出来るだけ試着してから購入したほうが良いと思います。海外アウトドアメーカーに比べ、モンベルの上着は胴回りがゆったりしていて、袖丈や着丈が短い印象があります。
(話が逸れますが、アウトドアウェアの中で、靴は特に試履したほうが良いです。適当に選んだ靴だと、疲労が溜まりやすくなったり、靴ずれなどのストレス要因になるからです。)
導入した結果、ヒートテックよりはかなりマシになりました。汗を吸ってピッタリ肌につく不快感はかなり低減されましたし、何よりも乾きが早いので就寝時の冷えもかなり低減されました。耐寒性能もヒートテックに比べてかなり上がったので、ペダルを回している時の冷えは抑えられたように思います。
しかし、大量の汗をかいて、止まった時に身体が冷えるのはどうしても避けられませんでした。これについては、こちらの記事にも書いたように紆余曲折を経て対策済みです。寒い季節にはMILLETのDRYNAMIC™ MESHをベースレイヤーの下に着込んでいます。それでも寝る時に寒かったらホッカイロをポケットに仕込めばいいんです。ハイ。簡単な解決法ですね。
生地の厚さですが、中厚手/ミドルウエイトにして正解だったと思います。薄手/ライトウエイトの方が年中着ていられるという情報もありましたが、メインで使用するのは冬期ですし、激しい運動をして発熱するような場面でなければ春秋でも着られます。現に、春秋でも毎日着ていました。
ダメージ箇所
ほぼ毎日着ていましたし、手荒に扱っていたので、ダメージが激しくなってきています。機能面から判断すればまだまだ着続けられると思いますが、見た目から判断すると着続けるのは恥ずかしいので手放すことにしました。
手放す前に、どの程度のダメージが発生するのかメモ代わりに残しておきます。数多のレビューサイトでは、新品に関するレビューしか掲載されていませんので、こういう経年劣化の記録が何らかの判断材料になれば幸いです。
首周りです。毛玉が出来てきました。
腕周りです。表層が横に小さく裂け始め、ここまで裂けが広がってしまいました。
腹回りです。これも最初は小さい裂けだったのですが、横に長く裂け広がっています。
背中部分です。どこかで引っ掛けたのか、ほつれてしまっています。
脇腹部分です。これも引っ掛けてほつれてしまった感じがします。もしかしたら、アウトドアの場面でダメージが発生したのではなくて、洗濯している時に発生した可能性もあるかもしれません。
今日はこの辺で。ではではー。
mont-bell (2015-01-16)
モンベル(mont-bell)
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