【観光地】宝積山光前寺に行ってきた【ゆるキャン△3巻の聖地】

2018-04-15T19:12:00+09:00 2019-07-07T13:05:29Z ゆるキャン△ 観光地

清閑な境内で、日本の自然や寺社仏閣を堪能してきました。（2017.05.06に訪問しました）

光前寺の位置・周辺施設

宝積山光前寺（外部リンク）は長野県駒ヶ根市にある寺院です。ゆるキャン△でも触れられているように、霊犬早太郎の説話で知られています。
付近には『ゆるキャン△』3巻で登場した陣馬形山キャンプ場、信州駒ヶ根高原早太郎温泉こまくさの湯があります。

宝積山光前寺

駐車場から光前寺方面を望んだ写真です。
光前寺は枝垂れ桜でもよく知られています。見頃は4月中旬だそうですね。光前寺のホームページ（外部リンク）には近日の枝垂れ桜の開花写真が載っています。4月中旬〜4月末に境内のライトアップがされているので、都合が合えば参拝ついでに夜桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2017年は開花が遅かったので、ゴールデンウィーク中にも桜を愛でることが出来ましたよ。

※コマ引用『ゆるキャン△ 』（あｆろ/まんがタイムKRコミックス）3巻より

最初の山門、仁王門から参道に進んでいきます。

光前寺の境内全域が国の名勝に設定されています。草木の採取が禁じられていますし、喫煙・飲食・飲食も一切禁じられています。ペットボトル・空き缶などの廃棄も禁止されています。多くのルールが設定されていますが、そのおかげで綺麗な庭園を堪能できたのは良い点でしたね。
看板にもありますが、ヒカリゴケもよく見られます。後ほど写真で紹介させていただきますね。

こちらは参道途中の左側にある大講堂です。

大講堂前にある枝垂れ桜もそれはそれは立派なのでした。
参道を歩んでいた人々も、ハッと気づくと、枝垂れ桜の下まで吸い寄せられていったほどです。

少し葉桜になっている様子も、ちょっとしたアクセントになっていて、見ていて美しいですね。

さて、参道に戻りましょう。延々と続く石畳の参道。

参道の両脇に広がる景色も目を楽しませてくれます。こちらは地面いっぱいに広がるコケの絨毯です。ここまでミッチリと密集したコケはなかなかお目にかかれ無いんじゃないでしょうか。許されるのならば、暖かい季節、この上にゆっくりと仰向けになりつつ、手を広げてそのまま寝入ってしまいたいです。（頭上に桜が満開になっていて、はらはらと花びらが舞い降りてくる情景なら、さらに良いです……良いです……）

三門です。1848年に建造された古い史跡になります。
両脇に植わっている杉の木樹、樹齢が数百年単位の大きなものばかりでした。

他の小さな神社でも樹齢数百年の杉が御神木として祀られている場合が多いです。しかし、ここでは、そういった樹齢の杉たちが参道のみならず、境内に密生しているのでした。その様は圧巻でしたね。

参道両脇の石垣の隙間にはヒカリゴケが自生しています。どの石垣の隙間にあるか、それは自分で探してみてください。現地に行けば、先人達が示した手がかりがわかると思います（ヒント：石垣の上を見ればわかります）。

ヒカリゴケは自身で発光しません。ですので、石垣の隙間をしっかり塞がずに、少し光が入るように観察すると光っているように見えますよ。カメラで撮影する時はフラッシュを使ってやると、しっかりと発光してくれます。

さて、参道をふらふら歩いていると、本堂のまでやっとたどり着きました。本堂は1851年に建立された古い史跡です。寺院にしては重圧な雰囲気は檜皮葺屋根だからでしょうか。

※コマ引用『ゆるキャン△ 』（あｆろ/まんがタイムKRコミックス）3巻より

＼キリッ／
祀られている霊験早太郎の像です。厳ついですね。いや、よく見たら麻呂眉で、垂れ目気味ですし、かわいいですよ。ね、かわいいじゃないですか。かわいいだろ。かわいい。お犬様好き。

寺院の装飾にも気合が入っています。250年前の史跡にしては彩色が残っていたりして興味深いです。

※コマ引用『ゆるキャン△ 』（あｆろ/まんがタイムKRコミックス）3巻より

ゆるキャラならぬ、ゆるみくじ。かわいい。好き。

※コマ引用『ゆるキャン△ 』（あｆろ/まんがタイムKRコミックス）3巻より

まぁあんなに見つめられたら悩むべくもなく手に取ってしまいますよね。マスコットのおしり部分から、くじの紙を引き出します。
ちなみに小吉でした。「物ごとひかえめにし心正しく身をまもってあまり進んでしない方がよい　わるい人にさまたけられて思わぬあやまちをすることあり交際その他気をつけよ」とのことでした。そうですかー……ハイ、気をつけます（素直）。