台湾のオタクショップで現地の百合本を探し求めたお話

台湾のオタクショップに行ってきました。animate台北店と綠林寮書局です。(2018/04/06、09訪問)

animate台北店

台湾の台北市でアイドルマスターシンデレラガールズ(偶像大師 灰姑娘女孩)のライブがあったので、フラっとanimate台北店(安利美特台北店)に寄ってみました。
オタクなので、やっぱり他国のオタク向けショップがどんな感じなのか気になるじゃないですか。気にならない?

参考リンク:
台灣安利美特網路線上商店

animateへの入り口です。
日本語の看板が出ていて、来た国を間違えたかと思いましたよね。

螺旋階段で地下1階の店舗入口へ降ります。
日本のコミックやアニメの広告かと思ったら、ほぼ台湾発の作品が広告されていました。
「食用系少女」など、台湾の萌キャラもかわいいですね。

開店のシャッターが開くと同時に、オタクたちが店内へ駆け込みます。
台湾のオタクたちも日本と変わらず元気ですねぇ……。

アイドルマスターシンデレラガールズ

今回の目的だったライブの宣伝です。

台湾でも記念フェアをしてくれているなんて……!感謝です。

馬車を模したディスプレイ良いですねぇ。
ディスプレイ周りに色んな要素があって目移りしてしまいます。

ライブのついでにanimate台北店に寄ったファン達(プロデューサー、P)が、自分たちの名刺を貼り付けていました。

台湾のプロデューサー達が大勢名刺とコメントを貼り付けてくれていました。
日本から来た人もちらほら見えます。
どの国の出身かに関わらず、ライブの成功と、ライブを楽しもうという思いが伝わってきます。
同じ作品を通じて分かち合える想い……そういうの、好き……。

僕も「ほへぇP」として端に名刺をペタリ。
ライブが成功しますように。
(後日の台湾ライブで、楽曲「ハイファイ☆デイズ」がかかった瞬間、ケミカルライトを15本ほど瞬間的にブチ折ってテンションダダ上がりになったことをご報告いたします。)

キノの旅

店内のグッズを見ていると、日本から直輸入されたものが多く、中国語の入ったグッズがほぼ見当たりませんでした。
そんな中見つけたのが中国語の「奇諾之旅(キノの旅)」グッズ。
もう18年くらい(2019/07/19現在で19年近く)発刊し続けていますから、台湾での人気もオリジナル製品出すくらい根強くあるのでしょうね。

ゆるキャン△

この表紙、どこかで……搖曳露營△(ゆるキャン△)2巻の中国語版を見つけました。

この当時、日本語版は6巻まで出版されていました。
やはり翻訳されるまで時間がかかるのですね……。

手にとった感じ、日本語版の製本と異なり、表紙が硬かったです。
中を見なかったのですが、紙の品質も違ったものを使っているのでしょうか。

出版社は東立出版社有限公司――多くの翻訳漫画がこの会社から出版されていましたね。

参考リンク:
東立漫遊網|東立出版社 - 台灣漫畫小說讀者心目中的第一品牌
東立出版社 - Wikipedia

同人誌

メロンブックスの店舗は無く、代わりに棚が 1つ設置されていました。
animate側が棚のスペースをレンタルしているようでした。

薄い本(同人誌)がいっぱいの夢が詰まった棚になります。
こちらは翻訳されないオリジナルのまま輸入されていました。
見たことある作家さんの本も多いなぁ……艦これのゲームをプレイしていたので「曙さんとクソ提督」とか好きだったなぁ……。

台湾作家の百合本はない

友達から「台湾の作家が出版している百合作品、もしあったら手に入れてきて欲しいんだよなぁ……。」と頼まれていたので、店員さんに英語で話しかけてみました。
(百合っていうのは、女の子同士がわちゃわちゃ仲良くするジャンルのことです。僕も大好物のジャンルです。)

すると、僕が日本から来たと察したのか、親切にも日本語で会話してくれました。
会話しているうちに、日本から輸入している百合本しか置いていないこと、台湾の作家さんの出版している百合本は無いことがわかりました。
逆に、台湾でもBL本はしっかり置いてありましたし、台湾の作家さんが出版しているBL本は沢山あったので、まだまだ百合文化は浸透していないことがわかりました。
残念ですね……また台湾に来た時に百合文化が浸透していればと願うばかりです。嘘です。

ラブライブ!

ラブライブ!はいまいちキャラを憶えきれていないんですよねぇ……すいません。

誕生日を祝うメッセージカードがビッシリ。

そんな感じで、animate台北店を楽しんできたのでした。

綠林寮書局

台湾作家の百合本が諦めきれなかったので、animateとは別のオタクショップにやってきました。
大学生が大勢闊歩している雰囲気の街まで。

本当にこんなところにオタクショップがあるんでしょうか。

あった。
開店時間に行ったのですが、シャッターが閉まっていて不安になっていました(上の写真はシャッターが開いた時の写真です)。
開店時間の10分後くらいに店主さんがやってきて、「よく来たねぇ〜」みたいな事を言いながら店内に入っていったのでした。
台湾の人のこういうマイペースなところが良いですね。

棚にはぎっちりと漫画が敷き詰められていました。
また、平積みされている漫画も多くありました。
スマートフォンのGoogle翻訳で「百合本ありますか」と店主に見せると、納得したように一つの棚を指して「自由に中身も見ていいよ」と言ってもらえました。
自由に探し回りましたが、それでも百合本はありませんでした。

百合本じゃないけれど、かなりかわいい本を手に入れられたので良しとしました。
綠林寮書局さんがオリジナルで出版されている同人誌でした。
これは百合本の代わりに友達にお土産として持って帰ったのでした。

さて、今回はこんなところで。ではではー。


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