椅子にお尻と背中を包み込まれて、起き上がりたくなくなる感覚、わかっていただけます?
姿勢が悪い僕にとって、レジャーシートにずっと座っているのはつらかったですね。何故なら、背中と腰の筋肉がどんどん痛くなってくるからです。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
そんな中、ゆるキャン△の6巻が発売されました。
あきちゃんがコンパクトローチェアを2種類購入し、ハンモック風に使っているのを見て、「いいナー」と思ってしまったのでした。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
……買っちった。
何も考えずに、あきちゃんが購入したであろう、Alite社の Mayfly Chair 2.0(メイフライチェア2.0)と Monarch Chair(モナークチェア)を導入してしまいました。ホントに何も考えず、「それイイね!」と脊髄反射的に導入してしまいました。
大きさを比較するものが写っていないので、わかりづらいですが、31×10×10 cmの大きさになっています。
素材 210Dリップストップナイロン/7000シリーズアルミニウム
収納時寸法 H 29.2 × W 10.8 × D 10.8 cm
使用時寸法 H 51.4 × W 52.0 × D 38.1 cm
座面の高さ 5.1cm
耐荷重 113.4kg
参考(外部リンク):
メイフライチェア 2.0 | Products | ALITE
ポールが椅子の布にくるまれています。
ザックに入れている際に、衝撃によってポールが破損しないような緩衝材の役割を果たすでしょうね。
椅子の布を広げたところです。
椅子の布部分です。
左がMayfly Chair 2.0のもの、右がMonarch Chairのものです。Mayfly Chair 2.0のほうが布面積は大きいですね。
布の4隅にフレームを差し込むための穴が空いています。
黒っぽく見える部分はメッシュになっています。
夏などの暑い季節には、体温を逃がせるのでしょうね(夏に使ってないので、よくわかりません)。
布の生地の質感になります。裂けにくいナイロン記事が使われています。縫製も丁寧でした。
うまく穴に入れてやれば、簡単にフレームが組立っていきます。
フレームは2つのポール組から成り立っています。
小さい方のポールの先端に斜めに穴が開けられています。
この穴を、大きい方のポール先端に差し込みます。
これでフレームが完成です。
ポールの先端4箇所に、椅子の布をはめて、完成です。
素材 210Dリップストップナイロン/7000シリーズアルミニウム
収納時寸法 H 30.5 × W 11.4 × D 11.4 cm
使用時寸法 H 58.4 × W 54.6 × D 43.2 cm
座面の高さ 17.78cm
耐荷重 113.4kg
参考(外部リンク):
モナークチェア | Products | ALITE
布部分になります。
布の裏部分になります。多少防水が効きそうな生地ですが、まったく染み込まないことはないです。
布の隅になります。裁縫がかっちりしているので、糸がほつれることは今の所ないです。
布の隅を裏返したところ。ここにポールの先端を差し込みます。
収納袋に組み立て方が書いてあるんですよ。英語での説明ですが、簡単な単語でしか書いてないですし、イラストも書いてあるので、組み立て方はわかると思います。
なかなか快適に寝そべられるのですが、脚側はMonarch Chairじゃなく、Mayfly Chair 2.0で良かったかと思います。Mayfly Chair 2.0でもユラユラと揺らすことは出来ますし、脚を落ち着かせたい時は、揺れないMayfly Chair 2.0の方が便利です。
Monarch Chairの利点は、Mayfly Chair 2.0よりも座面が高いことくらいでしょうか。
キャンプに持っていくのは専らMayfly Chair 2.0の方ですね。
やはり、Monarch Chairは脚でバランスをとりながら長時間座らなければなりません。
それよりは、どっかりと腰と背中を落ち着けて焚き火を眺めたり、読書したり出来るMayFly Chair 2.0の方が僕は好きです。お尻から腰、背中がすっぽりと包まれて離されなくなります。
快適すぎるので、キャンプから帰ってきた後、接地面をきれいに拭いて、部屋で座椅子代わりにつかっているくらいです。
そして何より、他のコンパクトチェアと比較して、軽量です。
同じようなコンパクトチェアに、ヘリノックスのチェアワンがあります。収納サイズは同じなのですが、重量が890 gと、MayFly Chair 2.0よりも170 g重くなっています。
MayFly Chair 2.0は、余裕がある自転車旅の行程なら持って行こうか、と思わせるサイズと重量になっているのは嬉しい点です。
ただ、Mayfly Chair 2.0にも欠点があります。
体重の重い人(75 kg程度)が座るとフレームが歪み広がって(折れ曲がるわけではないです)、地面にお尻が付いてしまいます。
ですので、フレームが歪み広がらないように、ベルトや紐で固定しておく必要があります(見づらいですが、上の写真で黒いベルトをフレーム同士にかけているのがお見えになるでしょうか)。
また、座面が低いので、いざ焚き火をいじったり、トイレに行く際に立ち上がりにくいです。逆に言うと、ずっと座っている、というよりは寝そべっている分にはとても快適です。起き上がりたくなくなります。
ヘリノックスのチェアワンだと、Mayfly Chair 2.0の長所と短所が逆転している形になります。というのは、フレームがかっちりしていて、座面が高くて立ち上がったり焚き火をいじりやすい代わりに、椅子にお尻から背中を預ける快適性は味わえないからです(仲間の大勢はヘリノックスのチェアワンを使用しているので、実際に使わせてもらった感想です)。
このあたりは、どちらが自分に合っているか、で判断すると良いのかもしれません。難しいですね……。
全力でAlite Mayfly Chair 2.0, Monarch Chairオススメするような結論にはなりませんでしたが、僕の正直な感想が、皆様の判断の一助になればと思います。
今日はこの辺で。ではではー。
導入のきっかけ
ゆるキャン△の影響でキャンプを始めたものの、自転車旅の野宿装備(テント・シュラフ・マット)しか持っていませんでした。キャンプ仲間の中で椅子を持っていないのは自分だけで、レジャーシートに座っていることが多かったのでした。姿勢が悪い僕にとって、レジャーシートにずっと座っているのはつらかったですね。何故なら、背中と腰の筋肉がどんどん痛くなってくるからです。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
そんな中、ゆるキャン△の6巻が発売されました。
あきちゃんがコンパクトローチェアを2種類購入し、ハンモック風に使っているのを見て、「いいナー」と思ってしまったのでした。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
……買っちった。
何も考えずに、あきちゃんが購入したであろう、Alite社の Mayfly Chair 2.0(メイフライチェア2.0)と Monarch Chair(モナークチェア)を導入してしまいました。ホントに何も考えず、「それイイね!」と脊髄反射的に導入してしまいました。
Alite Mayfly Chair 2.0
結構コンパクトな袋にまとまっています。大きさを比較するものが写っていないので、わかりづらいですが、31×10×10 cmの大きさになっています。
カタログ値
重量 0.72kg素材 210Dリップストップナイロン/7000シリーズアルミニウム
収納時寸法 H 29.2 × W 10.8 × D 10.8 cm
使用時寸法 H 51.4 × W 52.0 × D 38.1 cm
座面の高さ 5.1cm
耐荷重 113.4kg
参考(外部リンク):
メイフライチェア 2.0 | Products | ALITE
部品
袋から取り出したところです。ポールが椅子の布にくるまれています。
ザックに入れている際に、衝撃によってポールが破損しないような緩衝材の役割を果たすでしょうね。
椅子の布を広げたところです。
椅子の布部分です。
左がMayfly Chair 2.0のもの、右がMonarch Chairのものです。Mayfly Chair 2.0のほうが布面積は大きいですね。
布の4隅にフレームを差し込むための穴が空いています。
黒っぽく見える部分はメッシュになっています。
夏などの暑い季節には、体温を逃がせるのでしょうね(夏に使ってないので、よくわかりません)。
布の生地の質感になります。裂けにくいナイロン記事が使われています。縫製も丁寧でした。
組み立て
テントのポールのように、ポールの中に伸縮性のゴム紐が入っています。うまく穴に入れてやれば、簡単にフレームが組立っていきます。
フレームは2つのポール組から成り立っています。
小さい方のポールの先端に斜めに穴が開けられています。
この穴を、大きい方のポール先端に差し込みます。
これでフレームが完成です。
ポールの先端4箇所に、椅子の布をはめて、完成です。
Alite Monarch Chair
こちらのMonarch Chairもなかなかコンパクトです。Mayfly Chair 2.0よりもポールが少ない分、重量もサイズもコンパクトになっています。カタログ値
重量 0.59kg素材 210Dリップストップナイロン/7000シリーズアルミニウム
収納時寸法 H 30.5 × W 11.4 × D 11.4 cm
使用時寸法 H 58.4 × W 54.6 × D 43.2 cm
座面の高さ 17.78cm
耐荷重 113.4kg
参考(外部リンク):
モナークチェア | Products | ALITE
部品
椅子の布を広げたところ。布部分になります。
布の裏部分になります。多少防水が効きそうな生地ですが、まったく染み込まないことはないです。
布の隅になります。裁縫がかっちりしているので、糸がほつれることは今の所ないです。
布の隅を裏返したところ。ここにポールの先端を差し込みます。
組み立て
収納袋に組み立て方が書いてあるんですよ。英語での説明ですが、簡単な単語でしか書いてないですし、イラストも書いてあるので、組み立て方はわかると思います。
フレーム部品が一つしか無いです。シンプル イズ ベスト。
布の4隅にポールを差し込んで完成です。
使用感
実際にハンモック風に使ってみました。なかなか快適に寝そべられるのですが、脚側はMonarch Chairじゃなく、Mayfly Chair 2.0で良かったかと思います。Mayfly Chair 2.0でもユラユラと揺らすことは出来ますし、脚を落ち着かせたい時は、揺れないMayfly Chair 2.0の方が便利です。
Monarch Chairの利点は、Mayfly Chair 2.0よりも座面が高いことくらいでしょうか。
キャンプに持っていくのは専らMayfly Chair 2.0の方ですね。
やはり、Monarch Chairは脚でバランスをとりながら長時間座らなければなりません。
それよりは、どっかりと腰と背中を落ち着けて焚き火を眺めたり、読書したり出来るMayFly Chair 2.0の方が僕は好きです。お尻から腰、背中がすっぽりと包まれて離されなくなります。
快適すぎるので、キャンプから帰ってきた後、接地面をきれいに拭いて、部屋で座椅子代わりにつかっているくらいです。
そして何より、他のコンパクトチェアと比較して、軽量です。
同じようなコンパクトチェアに、ヘリノックスのチェアワンがあります。収納サイズは同じなのですが、重量が890 gと、MayFly Chair 2.0よりも170 g重くなっています。
MayFly Chair 2.0は、余裕がある自転車旅の行程なら持って行こうか、と思わせるサイズと重量になっているのは嬉しい点です。
ただ、Mayfly Chair 2.0にも欠点があります。
体重の重い人(75 kg程度)が座るとフレームが歪み広がって(折れ曲がるわけではないです)、地面にお尻が付いてしまいます。
ですので、フレームが歪み広がらないように、ベルトや紐で固定しておく必要があります(見づらいですが、上の写真で黒いベルトをフレーム同士にかけているのがお見えになるでしょうか)。
また、座面が低いので、いざ焚き火をいじったり、トイレに行く際に立ち上がりにくいです。逆に言うと、ずっと座っている、というよりは寝そべっている分にはとても快適です。起き上がりたくなくなります。
ヘリノックスのチェアワンだと、Mayfly Chair 2.0の長所と短所が逆転している形になります。というのは、フレームがかっちりしていて、座面が高くて立ち上がったり焚き火をいじりやすい代わりに、椅子にお尻から背中を預ける快適性は味わえないからです(仲間の大勢はヘリノックスのチェアワンを使用しているので、実際に使わせてもらった感想です)。
このあたりは、どちらが自分に合っているか、で判断すると良いのかもしれません。難しいですね……。
全力でAlite Mayfly Chair 2.0, Monarch Chairオススメするような結論にはなりませんでしたが、僕の正直な感想が、皆様の判断の一助になればと思います。
今日はこの辺で。ではではー。
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