【アニメ】ゾンビランドサガを観たお話（聖地巡礼もいくつか）

2019-01-19T10:40:00+09:00 2019-07-07T12:55:06Z アニメ

佐賀のお土産屋さんでアニメ「ゾンビランドサガ」をオススメされたので全話観ました。

アニメの概要

ゾンビランドサガは2018.10.04から放送されたアニメです。
内容をざっくり説明すると、生ける屍のゾンビとなった少女たちが、佐賀を盛り上げるべくアイドルとして切磋琢磨していくお話です。

参考リンク：
TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト

他人の説明や評価じゃわからない、って方は、手っ取り早く1話をご覧になるのをオススメします。
ニコニコ動画や、その他動画配信サイトで、1話は無料で配信されていますので。

佐賀のお土産屋さんオススメ

時を遡ること、数ヶ月。2019年の年始。自転車旅で、佐賀県の唐津市に立ち寄っていました。
唐津市の観光名所、虹の松原を走っていた時のことです。

Twitterのフォロワーさんから、松露饅頭（しょうろまんじゅう）がお土産としてオススメだという情報を聞いていたので、松原の中で見かけたお土産屋さんに入っていったのでした。

無事、松露饅頭を手に入れた矢先、アニメの絵柄が描かれたお土産を見つけました。
（オタクはキャラクターイラストの描かれたモノに敏感に反応する習性が染み付いています）
それはゾンビランドサガと、佐賀県に本拠地を置く製菓会社、竹下製菓とのコラボ商品だったのです。
ちなみに、ブラックモンブランは主に九州で流通しているアイスです。バニラアイスにチョコレートとクランチがコーティングされています。

この時点で、Twitterでゾンビランドサガの視聴した感想をちらほら読んでいたので、佐賀が舞台のアニメだということは知っていました。
そこでお店のお姉さんにアニメについて聞いたところ、作品への好印象を受けました。

佐賀を舞台にしたアニメで何気ない街角も背景として描かれていて、地元に住んでいる人でもアニメの世界に入り込みやすいこと。
毎話で挿入される、登場人物たちの歌う曲が案外本格的で、聴き込んでしまうこと。
ストーリーがどう進むかわからなくて毎話ハラハラしていくのだけれども、最終話で良い方向に収束して、快い余韻に浸ったこと。

思ったよりも会話に花が咲き、自転車旅から帰ったらゾンビランドサガを観ようと決めたのでした。

感想

1週間ほどで一気に全話を観た感想は「よかった」でした。よかやん。

アニメの公式サイトでも挙げられている「私たち、生きたい」。
ゾンビィになった少女たちは一度死んでしまっています。
生前に持っていた矜持や、生前に解決できなかった問題、そして最大のトラウマであろう死亡時の事故の記憶を抱えているのです。
その中で、唐突に降って湧いたアイドル活動の話に疑問を持ちつつ、アイドル活動をしていくわけですが、生前のトラウマにぶつかります。
そうして、あれやこれやと葛藤しますが、トラウマという最大の壁を乗り越えていくポジティブさはアイドルらしく、観ていてこちらも元気や勇気が湧いてきます。

困難にぶつかっても、膝をついても、前を向いたまま全力で壁を克服していく。人間の生きている様そのものじゃないですか。死んでますけど。
（みなさん、生きられていますか？）

ゾンビィの身体がゆえに、常人だったら死ぬだろうことをやってのけたりと破茶滅茶ですが、そこがまた他のアイドルアニメと違って面白かった箇所でした。むしろ、ゾンビィの身体を生かして、ぶち当たった壁を乗り越えていく、いや、自分の身体もろとも壁をぶち壊していくその様は痛快と言う他ありません。

話は逸れますが、実在の場所が舞台として描かれているのも良いところでしたね。
先日の自転車旅で、佐賀県は唐津市と呼子町しか回っていないのですが、アニメで出てきた舞台は「行ったことある」とわかるので、アニメの世界観に入り込みやすかったです。