自転車旅装備を軽くしていきたいな, っていう, とりとめのない自分語り



それは数ヶ月前のことだった.
長期休暇を利用した自転車旅最後の日.
僕はヒーヒー言いながら, 鉄の重りと化した輪行バッグと荷物満杯のパニアバッグ, ダッフルバッグ, カメラ等々を身体にまとわりつかせ, 空港を闊歩していた.
肩に食い込む重りは徐々に体力を奪っていった.
首や肩, 背中が限界だった.


航空会社のカウンターに着き, 荷物を預けたら面倒事はもうオシマイだと安堵した.
しかし, 手荷物全体で20kgを超えたため, 超過料金を取られることに.
超過料金を支払う際に, カウンターでシステムエラーが起き, 僕はトイレを我慢しつつ30分立ちっぱなしで待たされることとなったのである.
この時, 僕は自転車旅の荷物を大幅に軽量化しようと誓ったのだった (これからもヒーヒー言いながら輪行するであろう未来の自分に).


_(:3」∠)_


荷物を軽くすることで, 輪行時の負担だけでなく, 走行時の負担も軽減出来る.
荷物が重すぎると, 体力の消耗が大きいし, 怪我のリスクが高まる.

峠越えだと, モロに重量の影響を受ける.
キャパを超えた荷物を持てば, 峠を越えるだけで脚を使いきってしまうし, 長期間漕いでると疲労が蓄積してきて脚の故障にも繋がる.
平地でも, 信号や一時停止の多い街中だと, 完全に停止して, そこからまた漕ぎ始めなければならない.
漕ぎ始めがキツくなるし, 止まる時ブレーキングに余分な力が要る.



四国一周旅の折, 前輪にもパニアを積んで行ったけれど, 思うように距離が稼げなくなり, 家に送り返してしまったことがあった.
荷物が少なくなってからは, ハンドル操作が楽になり, ペダルが軽快になったのを覚えている.
そういえばそれからフロントキャリア使う機会がほとんど無いなァ…….


_(:3」∠)_


5年前に, ママチャリで北海道を旅した時から, 装備はどんどん買い足していっている.
その中で, 必要なくなって前線を退いたものもあれば, ずっと使い続けているものもある.

最近, 装備だけではなくて, バイクパッキングに代表されるような, 新しい自転車旅のスタイルの選択肢が増えてきているように思う.
ずっと同じスタイルで旅を続けるのも良いけれど, そろそろそれも新鮮味がなくなってきた.
なので, 今までの装備を徐々に人にあげて, また別のスタイルを模索していきたいと考えるようになった.

"まずは今まで使ってきたものの代替品から探していこう."
そう決めて, ロードバイクを人にあげるのと同時に, 自転車・バッグ以外の小物を人にあげたのでした.
もう後戻りできない.

まずはフロントライト, テールライト, ツール缶, 携帯工具, 携帯ポンプ, 英↔仏アダプターを揃える必要がある.
これらが無いと, 安心してポタリングにも行けない.
輪行セットも旅に出るときに必須だ.
まずは "今までより軽量化"を念頭に探していこうと思う.

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