【はじめてのロングライド】東京→名古屋の370kmを走ってきたお話 (その7)

【はじめてのロングライド】東京→名古屋の370kmを走ってきたお話 (その6)の続きです.




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静岡市街地から1号線を直進します.
歩道には, 丁寧にも自転車マークと行き先が表示されています.
ちょっとした心遣いがありがたいですね (適当なコメント).





道の駅 "宇都ノ谷峠下り店"から県道208号に進み, 陸橋を使って国道1号線を横断します.
そのまま県道208号を直進すれば, 岡部宿の街並みが見えてきます.
上の写真は, 迷って "廻沢口"の陸橋に登ってしまったところです.
タイムロス. タイムロス…… (ブツブツ).





国道1号線を直進すると, 県道381号になるので, そのまま直進します.
このあたりの分岐はわかりづらいので注意したほうが良いです.





5月といえども, 夜は冷え込みました.
眠気覚ましと暖かさを求めて, 気がつけば自販機の "あったか~い"ボタンを押しているわけです.

運動時の体温調節は永年の課題です.
最近の僕の解は, 薄い衣類を何枚も重ね着するレイヤリングがベストだと思っています.
運動し始めの寒い段階では何枚も着込んで, 暑くなってきたら一枚ずつ脱げばいいのです.
とはいえ, あまり荷物を持てない・持ちたくないバイクパッキングやファストパッキングだと, 運動中のコンディションに合わせて薄着になりがちです.
そういう時, 身体の内側から温めてくれる, 熱い飲み物が重宝します.
服を着こむのがじわじわ効いてくるのだとしたら, 熱い飲み物は即効性の防寒対策といったところでしょうか.

道々に自販機がある日本.
補給しやすいので, チャリダーには大助かりです.
雨や汗でふやけた1,000円札は突き返される場合もあるので, 小銭を持つようにしています.これは失敗から学習しました, ハイ.





県道381号を直進すると, 国道1号に合流するので右折します.

国道1号を直進で, 県道415号と合流します.
ここで左折すると国道1号方面へ行くのですが, 自転車進入禁止の看板が出てるので直進して県道415号へ.

掛川市街地をひた走り, やっと国道1号に戻ることになります.
県道415号と国道1号の合流地点には, 自転車進入禁止の看板が出ているので, こちらも迷うことなく進めると思います.





この時点で01:00前後.
まだまだ明るいです.
深夜まで勤務している方々, お疲れ様です…….
日本人ってすごいなぁ…… (他人ごと).





また分岐です (うんざりしてきました).
県道413号と国道1号の分岐です.





県道413号と国道1号の分岐も自転車進入禁止の看板があるので迷いません.
それにしても分岐が多すぎます.





深夜帯の町を走っていると, 昼間とは違った風景が見えてきます.
車の通行量がガクンと減り, 道が少し寂しく見えます.
それでも, コンビニや外食屋が明々と照明を点けていて, "こんな人が少ない時間でもやっている店がチラホラあるんだなァ."と思わされます.
空気がヒンヤリして, 静かな, 凛と張り詰めた空気が横たわっているようです.
その空気の中を, ただひたすらにペダルをこいで. こいで.

距離や速さ, 目標や脚力, そういった言語で表されるものは頭のなかにはありません.
ただ, 頬が風を切るのを感じ, 身体全体に疲労を感じるだけ.
そして, ただただ前へ, 前へ.
止まるなぞ思い浮かびません.
ここまでペダルをこいで, ただただ前へ, 前へ進むことしか考えられない, いや, 感じられない領域まで到達していたのでした.



続きはコチラ.
【はじめてのロングライド】東京→名古屋の370kmを走ってきたお話 (その8)




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