【自転車旅】自転車旅の足元は防水仕様にしよう



こんな日に走らなきゃならないことだって、ある。

靴が濡れる苦悩



多くの方は、この写真のようなランニングシューズで自転車旅をされているようです。
僕も、自転車旅の世界に踏み込んで2年間はランニングシューズだけで各地を回っていました。


雨や水たまりで靴の中がぐしょ濡れになってしまう。
自転車旅で不快な事の一つです。

雨の中をランニングシューズで走っていると、間違いなく、ぐしょ濡れになります。
そのまま1日中走っていると、足裏の皮膚が水を吸ってシワシワになります。
さらに放っておくと、ペダルを踏むたびに痛み出し、走りに集中できません。

足をビニール袋でくるんで、そのまま靴を履くやり方を聞いたこともあります。
ですが、ペダルを踏むたびに滑って、力が逃げていきます。
袋が破けてしまえば、肝心の防水性能も無くなります。今まで試して全敗でした。破けて濡れます。

長期休暇の自転車旅の最中、足裏がシワシワになって痛みだすくらい雨に降られ、どうしようもない気持ちになり、ホームセンターで長靴を購入したこともありました。
しかし、ペダルを回すと足首が多少動きます。長時間走って、とうとう長靴とスネ部分が擦れて血が出てしまいました。かなりのストレスでしたね。

そんな辛い経験があった末に、「足元の防水対策をしっかりしよう」という硬い決意が生まれたのでした。
以下に今現在の解決策を紹介します。

解決策その1:防水性シューズカバーを導入する


僕が自転車旅を始めた2010年当時、世界一周をされていた方です。
ニコニコ動画でライブ配信されたり、ブログを更新されながらの自転車旅だったので、結構知名度が高かったですね。


そんな彼の装備を参考に、最初に導入した解決策がmont-bellのサイクルレインシューズカバーでした。
靴の上から防水性のカバーを被せるだけなので、深い水たまりを踏み抜いてしまうと下から浸水してしまいます。
しかし、降ってきた雨粒や、タイヤからの水ハネはしっかり防いでくれます。

完全防水ではなく、裏生地がじんわり濡れてきますが、有るのと無いのとでは大違いですね。
ランニングシューズの上から装着して1日中降られても、「ちょっと湿気が強いな……」程度で済みます。
また、靴口からの浸水を防いでくれるのも大きな利点ですね。

モンベル | オンラインショップ | サイクル レインシューズカバー(外部リンク)

数年使い続けてボロボロになってきているので買い替えたいのですが、現行モデルだと土踏まず部分にある樹脂パッドが細く、ランニングシューズやトレッキングシューズが入りません。ロードバイクシューズ用に型が変わっています。
他のメーカーで良い製品が有れば、そちらを導入する予定ですが、いまだに見つかっていません。
しばらくは縫ったり、瞬間接着剤で剥がれた部分を補修して、騙し騙し使っていこうと思います。

解決策その2:防水性の靴を導入する


「靴が濡れるんだから、防水性の靴にすれば良いじゃない。」全くもってその通りです。

アウトドアシューズブランド各社からGore-Tex採用のトレッキングシューズや、独自の浸透防水素材のトレッキングシューズが出ています。
それらのうち、くるぶしまでを覆わないものを選びます。そちらの方がペダルを回しやすいからです(くるぶしが覆われていても問題ありませんが、長時間試したことはありません。足首付近で擦れる可能性があります。要検討ですね。)。

また実際に店頭で履いて、つま先が当たらないか、靴の幅はキツすぎないか、ゆるすぎないか、どこか擦れる部分が無いかなどを確認してから購入したほうが良いです。
長い時間履くものなので、少しの違和感も気にしてみましょう。
違和感程度のものが、徐々に大きい痛みになる可能性があります。

解決策その3:防水性ソックスを導入する

モンベル | オンラインショップ | 防水ソックス(外部リンク)

主に冬期に自転車旅をする知人から聞いた解決策です。
これを靴下の上に重ね履きして、ランニングシューズやスニーカーを履いてしまえば、どんなに雨に降られても快適に走れるそうです。

よく考えれば、靴に貼られているGore-Texが、靴下の上にくるだけのこと。
どんな靴でも良くなるので、自由度は上がりますね。
防水性の靴を導入する代わりに、防水性のソックスを導入するのも有りなのかもしれません(知人の生の声とは言え、実際に試した事が無いので要検討ではありますが。)。

最後に

現在思いつく解決策を紹介してきました。
ここまで紹介して何ですが、足元を濡らさないための根本的な解決策は、「雨が降りそうな地域を避けて行く」です。


日本には四季があります。青空と山の緑といった「まさに晴天」の景色はいつ見ても良いです。良いかもしれませんが、他方で、雨天の景色もまた味があります。

日本一周や、長期休暇で自転車旅をされる方々においては、雨天は切っても切り離せない存在です。
そんな時に、「いかにストレスフリーに走れるか」を考えていかねばなりません。
事前に対策をしっかりして、どんな状況でも楽しめる。僕が発信していくノウハウで、多くの方が自転車旅を楽しむことが出来たら幸いです。



足元の話から、テーマが脇にそれて壮大になってしまった感があるので、そろそろこの辺で。
足元の不快感は案外大きなものですよ、ということだけお伝えしておきます。
ではではー。



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