みさきキャンプ場の位置・周辺施設
みさきキャンプ場は、山中湖の北岸にあるキャンプ場です。観光スポットや店舗が集結している南岸から離れているため、静かでゆったりした時間を過ごせます。
キャンプサイトから富士山や周辺の山々を眺望することが出来ます。
富士山の山頂に夕日が重なる、ダイヤモンド富士は10月の中旬〜2月末の期間に見られます。
休日の過ごし方 - ダイヤモンド富士 | 山中湖村観光課 公式サイト(外部リンク)
付近には『ゆるキャン△』6巻で登場した、富士吉田駅や富士山レーダードーム館、mont-bell富士吉田店、山中湖温泉紅富士の湯、オギノ山中湖店、100円ショップセリアオギノ山中湖店があります。
【温泉】紅富士の湯【ゆるキャン△6巻の聖地】
【キャンプ】オギノ山中湖店・Seriaへ行ってきた【ゆるキャン6巻の聖地】
オリックスレンタカー富士吉田店の店舗情報|レンタカー予約 オリックスレンタカー(旧ジャパレンエックスレンタカー)(外部リンク)
高低差があまりないので、夏などの涼しい時期に、自転車で快く走れると思いますよ。観光地なので、レンタサイクルも何店舗か取り扱っているようです。
ゆるキャン△には登場していませんが、忍野八海で湧水池群を見て回るのもオススメです。澄み切った湧水の青さと、ゆったり泳ぐ鱒を観ているだけで、ゆったりとした気分になれます。
富士山駅
横浜から普通電車を乗り継いで(JR京浜東北線・JR横浜線・JR中央線・富士急行線)、3時間ほど揺られ、富士吉田駅に到着しました。毎度、山梨県・長野県まで来るのに時間がかかりますね。身延駅から大月駅を経由して富士吉田駅に向かうのも3時間ほどかかるんですよね。
何度も長時間の電車に乗っていると、感覚が麻痺してきてしまい、3時間はあっという間に感じるようになります。こわいですね。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
総ガラス張りの富士山駅、駅からの出口には立派な鳥居が据え付けられています。
垂れ幕に描かれているのは家紋風の、丸に"Fuji"の文字です。文字も富士山の形にあしらってあり、担当されたデザイナーはセンスがあるなと感心していました。
富士山駅からみさきキャンプ場までの道のり
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
山中湖を周遊するバス(ふじっ湖号)が富士山駅から出ています。2日間乗り降り自由になるクーポンがあります。大人(中学生以上)は1340円で乗り降り自由になりますので、山中湖周辺を観光したい場合にお得になりますね。
山中湖を左回り、右回りする2種類のバスがあるので、注意してください。また、ほぼ1時間毎しか運行していないので、乗り遅れに注意です。
天気と座席の位置が良ければ、富士山をずっと眺められます。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
山中湖ついたーっ
バス停「みさき」で降りました。立派なバス停ホテルですね。
余談になりますが、雪が多い場所だと、バス停に待合所が建てられていることが多いです。自転車旅でキャンプ場が見つからない場合、一時的な仮眠所として利用させてもらったことが多々あります。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
バス停から数十メートル歩くと、みさきキャンプ場の入り口にたどり着きます。
みさきキャンプ場まで数百メートルくらい歩きます。
まだ雪が残ってますね。こんな中をマウンテンバイクの親子が走っていきました。元気だなぁ。
みさきキャンプ場に到着しました。お疲れ様でした。
みさきキャンプ場
管理棟
写真の左手に見える建物が管理棟になります。
キャンプ場の基本情報(2017.02.17時点)
料金:1人用テント/1泊 1,700円(以下駐車料金を含みます)
2人用テント/1泊 2,800円
3人用テント/1泊 3,000円
4人用テント/1泊 3,500円
5人用テント/1泊 3,800円
6人用テント/1泊 4,000円
2人用テント/1泊 2,800円
3人用テント/1泊 3,000円
4人用テント/1泊 3,500円
5人用テント/1泊 3,800円
6人用テント/1泊 4,000円
7人用テント/1泊 4,300円
タープや天幕の使用量は別途必要になります。
タープや天幕の使用量は別途必要になります。
僕が訪問した時は、冬期のキャンプ、徒歩・自転車・バイクということで割引になりました(要確認)。
管理棟では様々な物が販売されています。
遠くのコンビニまで行けない場合は、こちらで入手出来ますね。
管理棟の外には自動販売機もあるので、暖かい飲み物もいただけます。
キャンプサイト
テニスコートの横にテントサイトがあります。
泥と砂利が混じった地面なので、雨でぬかるんだ場合、テントの裏側がどろどろになりますね。
管理棟の横にもテントサイトがあります。
僕らが泊まった日は、学生達のキャンピングカーが停まっていました。
水場
水場はありますが、冬期は凍結して使えません。飲料水や、食器を洗うウェットティッシュは持っていったほうが無難です。最悪の場合、管理棟の外にある自動販売機に飲料水が売っていますので、そちらを利用することになりそうです。
僕が訪問した時は、昼間にようやく、全開にした蛇口から水が出ていましたね。
トイレ
トイレは少し遠く、キャンプ場入り口から管理棟へ向かう途中にあります。
ここの水は常時出ていますので、用を足す際の不安はありませんでした。
薪・焚き火
キャンプサイト内は直火禁止です。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
夕方の時点で0℃付近まで冷え込んで寒かったので、薪と炭を購入しました。
薪は350円、炭は800円でした。その他
ゴミは全て持ち帰りです。付近にゴミ箱もありませんので、持ち帰る袋の準備はしていきましょう。
景色
岬
キャンプサイトから岬までの道を歩いていきます。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
岬の先端に出ました。対岸まで近いので、よく見渡せます。
謎の観光船がポツン。
観光に来ている学生や、ダイヤモンド富士を撮るために早くから場所取りをしている大勢のカメラマンがわかるくらい近いです。
学生たちのはしゃぐ声が響いてきました。
特に、こちらの対岸はダイヤモンド富士がバッチリ見えるポイントなので、大勢のカメラマンがひしめき合っていましたね。
あきちゃん達と同じく、新しく導入したA-LITEのMayfly Chairでゆったりくつろぎながら、読書したり、SNSしたりと、休日の空気を味わっていたのでした。
キャンプサイト近くの湖畔
しばらく岬の先でゆったりした後、キャンプサイト近くの湖畔を散歩していました。
湖面がバッチリ凍ってしまっています。3センチくらいの厚さがありますね。
多少、森に隠れますが、富士山がよく見渡せます。
みさきキャンプ場ではバーベキュー道具も貸し出ししています。冷え込む夜に泊まらなくとも、富士山の見える湖畔で、仲間とわいわいバーベキューが出来るのですよ。良くないですか?良いですよね。
夕方になるとダイヤモンド富士を眺望できます。美しい……。
キャンプ場からは、山頂から少しずれた位置に夕陽がきますね。
山頂のちょうど上の位置に夕陽が見えるのは、もう少し南寄りの湖畔です。先程紹介しました岬の先、その対岸ですね。
ダイヤモンド富士を見終わり、夜になると、湖畔で花火が上がります。
丁度この時期、2018 山中湖 DIAMOND FUJI WEEKSが開催されており、毎週末には花火が上がっていたのでした。
勿論、事前に調べて、花火を撮るために湖畔でスタンバイしていたのですよ。
写真で撮るのは難しいので、最後に動画で花火大会の雰囲気を撮りました。デジタルカメラで動画を撮ったので、あまり画質も音も良くないですが、雰囲気は味わえると思います。
花火が上がった後の静かな湖畔。
アイスキャンドルフェスティバルも開催されており、無数のキャンドルが灯っていく様子が見えました。強風で多くのろうそくが消えていったようですが……。
澄み切った星空と富士山を背景に、対岸の灯がきらめいています。
高高度を多くの飛行機が横切っていきます。
さて、早朝。
朝焼けを受けて紅く染まる紅富士。
あっという間に紅くなり、あっという間に紅さが無くなるので、寝過ごしたら観られません。この写真も少し遅くに撮ったので、最も紅い時よりも紅味が薄れています。
早朝から開館している山中湖温泉 紅富士の湯でも、温泉に浸かりながら、この紅富士を眺められるのですよ。今度、山中湖に来る時は、温泉に浸かりながら眺めてみたいものですね。
さて、今日はこの辺で。ではでは。
後ほど、追記で日記的に食べたものや、ハプニングを綴らせていただこうかと思っています。
ごはん(2018.03.07追記)
きりたんぽ鍋
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
ということで、僕らも同じくきりたんぽ鍋を作りました。
こちら、きりたんぽの具材になります。鍋しこちゃんのお告げの通り、ごま豆乳スープでいただきます。具材は、豚汁の具(にんじん・大根・ごぼう)、長ネギ、セリ、舞茸、カット済み鶏もも肉になります。
オギノ山中湖店に、きりたんぽが山積みになっていたのは驚きでした。この辺りの人もよく食べるんでしょうか。もう一つの驚きが、三つ葉がなくて、セリがあったことですね。何で安い三つ葉がなくて、高いセリはあるんだ……。
写真じゃわからないかもしれませんが、洗った舞茸が凍っています。
手の感覚を犠牲にして洗ったセリ。放置しているそばからどんどんパリパリに凍っていきます。
この頃には、あったかいおうちに帰りたくなっていました。さむい。
具材を適当に煮込んで、火が通れば完成です。どうせ市販のスープで味がまとまるので、適当でいいんです。
完成したら、とろろ昆布をのっけていただきます。
醤油ベースのスープよりもまろやかで、寒い季節に合う料理になっていました。
セリの、みずみずしい香りも強く、食欲がそそられます。
装備不足
夕方の時点で0℃前後だったのですが、夜になるとマイナス数℃にまで冷え込んでいきました。
泥でぬかるんでいた地面が凍り、コンクリートのように硬くなりました。積もっていた雪もバリバリに凍り、板氷のように硬くなっていきます。
湖畔からはミシミシピキピキと氷が厚くなっていく音が聞こえてくるのでした。
そんな中、外で焚き火をしていると身体が冷える……というよりはしばれてくる(北海道弁:痛いほど厳しく冷えるの意)のです。装備は充実させてきたつもりでしたが、手先と足先が冷たかったですね。特に足先。登山靴を履いて、ウールの中厚手の靴下を履いていても、足先が痛くなるほど冷え込んでいました。
他は寒冷地用に、オイル式のカイロや、過剰性能のダウンジャケットを導入していたので、特に支障ありませんでした。
急遽、キャンプしに来た仲間は、予想よりも厳しい寒さでグロッキーになっていたようです。
僕「なんかこのキャンプ場、風強いし寒くないですか?そんな標高高くないと思うんですけど」— 味付けメンマP△ (@yuuki122606) February 17, 2018
ほへぇ氏「ここ1000mくらいですよ」
僕「えっ…」
_人人人人人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
オワッタ……。
※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)6巻より
こちらの記事でも触れましたが、素人経験者の「軽装でも無事だった」といった武勇伝はあまり参考にせず、同じく素人の僕たちは備えを万全にして(無事に過ごせる成功確率を出来るだけ上げて)いきましょう。僕らは修行しにキャンプするんじゃなく、楽しむためにキャンプしに行くのですから。
さて、追記も長くなったことですし、今日はこの辺で。ではではー。
今回の記事で出てきた漫画
芳文社 (2018-03-05)
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あfろ
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