【観光地】雨畑湖に行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】

静かの湖へ。こちらでもエメラルドグリーンの綺麗な湖面に魅了されてきました。
(2018/07/21, 22に訪問しました)



雨畑湖の位置・周辺施設

周辺地図

 
雨畑湖は早川町にあるダム湖です。
奈良田湖と同じく、エメラルドグリーンの綺麗な湖でした。
夏には雨畑湖上祭が行われ、秋には紅葉が楽しめるそうですよ。

参考リンク:
雨畑湖 | 早川町役場

周辺施設

付近には『ゆるキャン△』7巻で登場した、開運隧道、奈良田の里温泉、古民家カフェ鍵屋、早川ジビエ やまと、雨畑湖、ヴィラ雨畑、赤沢宿、清水屋があります。
特に、ヴィラ雨畑は湖畔にあるのでとても近いですよ。

参考記事:
【観光地】奈良田湖に行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】
【観光地】開運隧道に行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】
【温泉】奈良田の里温泉に行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】
【グルメ】古民家カフェ鍵屋に行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】
【グルメ】早川ジビエ やまとに行ってきた【ゆるキャン△7巻の聖地】

県道37号線からの道のり

県道37号線(身延町から奈良田まで続く道です)の身延側から見た、雨畑地区への分岐点です。

看板に「硯」の文字が見られるように、この地区の硯は古くから「雨畑硯」として、上質な硯として名を知られています。
古い言い伝えですと、700年もの昔から硯が作られていたそうです。
しかし、現在では職人がたったの1人となってしまっているとか。
僕が好きな、能登の輪島塗(漆塗りの什器)においても職人が少なくなってきていると聞いています。伝統工芸はどこも後継者に恵まれませんね……。

参考リンク:
雨畑硯 - Wikipedia
硯匠庵

まぁまぁの狭い山道です。
いつものごとく、曲がり角でカーブミラーを覗き込みながら、対向車に気をつけつつ登っていきます。
山道だと、左側に寄って走らずに、大きくカーブを描くようにして走る車がいるので、巻き込まれないように注意する必要があるのです。


落石注意の看板も頻繁に見かけましたね。


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より

テントにじゃがいも干してます注意(ただし、じゃがいもは地面へ落下するものとする)。


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より


早川の支流沿いを登っていきます。
この流れは細いものの、綺麗な水を湛えていました。
奈良田湖と同じく、雨畑湖の景観に期待が持てそうです。

延々と雨畑湖まで続いていく山道。
県道37号線の分岐点から雨畑湖までは約5 kmの道のりになります。

雨畑湖までの看板。
ヴィラ雨畑ではなく、「ビラ雨畑」の表記になっていることにクスッときました。

途中、谷間の川を見下ろすと、なかなかの高さまで登ってきていることに気が付きました。

1車線の車幅しかないトンネルです。

まだまだ山道は続きます。

ちなみに、斜度はこのような感じです。
気合を入れないと登れない程ではないですが、緩やかな上りが長く、5 km続いていきますね。

2つ目のトンネルです。
こちらも1車線分の車幅しかありません。

トンネルを抜けると……


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より

静かの湖、雨畑湖に到着しました。
お疲れ様です。


雨畑湖


地図で確認していただくとわかりやすいのですが、雨畑湖は南北にぐねぐねと長く伸びた形状をしています。
北側と南側で景観が大きく異なってきます。

雨畑湖北側

 身延から登った北側には建屋がほとんど無く、山間にぽつんとダムがあるような景色になっています。
写真に写っているのは、ダムに溜まった水を放水するためのゲートですね。

 これから進む方向もパシャリ。少々寂しい風景ですね。

また少し走ってからゲートの方を振り返ってパシャリ。

もう何度目になるかわからない「テントにじゃがいも干してます注意」。

ちょろちょろと川が雨畑湖に注ぎ込んでいました。


ヴィラ雨畑

雨畑地区へ向かうと、さらにトンネルが見えてきました。


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より

トンネルを抜けると……

ヴィラ雨畑が見えてきました。
学校を改装した温泉宿になっています。
ヴィラ雨畑については、また別の記事で詳しく紹介させていただけたらと思っています。

硯の里キャンプ場

この近くにある硯の里キャンプ場へは、トンネルを抜けて右手の分岐路を行きます。
この日、硯の里キャンプ場でキャンプ泊させていただいたのですが、人里から離れていて、なかなかゆったり出来る場所でしたよ。

写真は硯の里キャンプ場へ向かう山道から、雨畑地区の集落を撮影したものになります。
こちらのキャンプ場も、また時間がある時に別の記事で紹介させていただけたらと思っています。

吊り橋

さて、ヴィラ雨畑前の分岐路まで戻り、お次は左側の道を進みます。
こちらの道は雨畑湖畔に続いているのですよ。
途中に雨畑硯を制作されている硯匠庵がありますが、この手前の道を奥まで進んでいきます。

参考リンク:
硯匠庵

ひっそりと吊橋の主塔が立っていました。

看板には「注意 この橋は危険ですから関係者以外の通行を禁止します。 硯島地域開発協力会」とありました。
うーん……残念でした。
他の看板に「危険につき、一度に五人以上で一度に渡らないでください。静かに渡ってください。風の強い時は渡らないでください。 早川町」とありましたし、見た感じケーブルが錆びていたので、老朽化が進んでいるんでしょうね。

雨畑湖南側

さて、硯匠庵から10 mくらい行くと、ここから湖畔の道が始まります。


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より

先程の吊り橋です。
橋の入口から見た感覚よりも実際は長いのですね。
冬場で突風に煽られたら、それはそれは揺れるるる状態になるでしょう。

昨日とは打って変わっての青空です。
湖面も静かで、綺麗なエメラルドグリーンを湛えています。

雨畑地区の集落と、雨畑湖と。

湖畔の風景の素晴らしさに、そろそろ走り出しては止まり、そろりそろり走り出しては止まりを繰り返していました。
昨日の曇天から、ここまでスッキリと晴れてくれた青空。曇天時にチラっと見て、残念に思っていた景観が、天気の違いでここまで変わるのだと感動しきりでした。

 上の写真の位置から、どんどん左に景色を撮っていきます。

 パシャ。

パシャ。

パシャ、っと。

今までの写真を合成して、パノラマ写真化したのがこちらになります。(写真をクリックして大画面でご覧になるのをオススメします)
パノラマ写真化したものの、やはり写真で見る感動と、現地で見る感動とは違いますね。
この180°の景色が眼前に広がった時に、背筋がゾクゾクして、その場でしばらく脚が動かなかったのを憶えています。

その場に氷漬けにされた十分後、ため息をつきつつ、先に進みました。
今までの写真でもよく目立っていた赤い橋です。


※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)7巻より

この先は静岡の井川湖方面に抜けられる林道ですが、依然工事中で通り抜けられないようですね。
Google Mapで井川湖までの道順を見ていたのですが、相当なグネグネ道でしたし、峠の標高が1,845 mでした。
雨畑湖の標高が470 m前後なので、1,400 m程の登りになります。恐ろしい……。

橋から南アルプス方面を眺めます。
奥に見えるのは、赤石山脈の布引山でしょうか。
晴天だったら、あちらからも眺めがとても良さそうです。

他に写真も多く撮っていたのですが、長くなるので雨畑湖の紹介はこんなところで。
ではではー。


この記事で紹介したコミック




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