【はじめてのロングライド】東京→名古屋の370kmを走ってきたお話 (まとめ)


シリーズもののまとめになります。
お時間よろしければ、以下のリンクから読み漁ってみてください。





帰宅直後のフレーム



走りきった後のフレーム。
遠い地から延々と走り、道々の埃を浴びてきたのでした。
湿ったウェスで綺麗にしながら、”本当にお疲れ様。”と心のなかで呟いていました。



反省会


走ってきたのは2016年の5月になるので、記憶をもとに改善点を挙げていきます。

身体的なこと


長距離を走ることで、自覚していなかった自分のクセがわかってきます。
短い距離だと、当然ですが短い時間しか走りません。なので、左右のバランス良く身体を使えていなくても、どちらか一方がカバーしきれてしまいます。また、無理な姿勢をとったり、身体が変に力んだままでもゴールまで行けてしまいます。
ですが、長距離だとそうもいきません。左右のバランスが悪ければ、そのうちどちらか一方が疲労してきます。無理な姿勢をとれば、そのうち痛み出してきます。力をかけなくてもよい部位が力んでいると、そのうち疲労してきます。

今回わかった自分のクセは、3つありました。
右脚に頼り切って、左脚の踏み込みがおろそかになっていたこと。
顔を真正面に向けて首が上がったままになり、緊張型の頭痛や肩こりが発生してきたこと。
手・腕・肩をずっと力ませていて、肩が痛くなったこと。

左脚の踏み込みがおろそかになっていたのは致命的なクセでした。走っている途中から右脚が筋肉痛になってきていたので、右脚を休めるために、左脚メインでこいでいました。それでも、左脚が鍛えられていないので、すぐに疲れるという悲しい場面が続きました。

上半身の姿勢や力みは、走行中に意識して変えていく他ないと思います。多分。

クセではないですが、鍛え足りないと思ったのは脚だけでなく体幹もですね。走り終わったあと、筋肉痛で仕方ありませんでした。

ポジション的なこと


サドルが高くて、左脚の膝裏が痛くなりました。途中からサドルを下げたのですが、下げすぎて、走り終わったあとは太もも前側が痛くなっていました。ロングライドしながら調節していくしかないですね……。ちょっと高めの位置から、徐々に下げていく予定です。

ハンドル位置はちょっと高めなのかなと思いますが、これ以上下がりません。「あまり下過ぎてもロングライドでつらいし、上体起きててもええやん。」って趣旨のことを『LONGRIDERS 1.0』に書いてあった気がするので、気にしないことにしましょう。そうしましょう。(考えるのを放棄)

装備的なこと


身体にモノを背負うな。以上です。
バックパックにしろ、ウェストバッグにしろ、荷物を背負って走るスタイルは腹筋や背筋などの体幹を無駄に疲れさせるのでオススメしません。一眼を背負うのなどもっての他ですし、僕はもうしません。
体幹を鍛えたい?なら、米10kgでも背負って走ればいいんじゃないですかね。(極論)

途中で野宿する可能性も考えて、テントやシュラフを持っていきましたが必要ありませんでしたね。まず「ロングライドで、テントを設営してじっくり寝ることを考えちゃいけないんだろうな。」と思いました。
仮眠をとる場所も、道の駅のベンチや東屋などで十分です。それでも心配なら、24時間営業のネットカフェなどもありますし、テントやシェルターを持っていく必要は全くありません。
仮眠をとるなら、シュラフだけで十分ですし、緊急用のブランケット(内側が銀色でペラペラのシート)で代用可能だと思います。むしろマットのほうが必要なんじゃなかろうか……。

最後に


道中「脚が痛い」だの「首肩が限界」だの「眠くて死ぬ」だの思っていましたが、終わって振り返ってみると懐かしさでいっぱいですね。やはり、今まで走れなかった距離の壁を突き破れたのが自信につながっています。
ロングライド、キャリアに荷物を積んで、まったり走る自転車旅とはまた違った楽しみ方ではあります。時間があればどんどんロングライドしていきたいですね、時間があれば。
……何はともあれロングライドはいいぞ。ということで。今日はこの辺で。ではではー。



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